農薬散布作業で起こる農薬中毒の主な原因は、馴れと油断からくる農薬散布時の不十分な防護によるものです。中毒事故は、農薬が何らかの経路で体の中に入り込んだ結果起こりますが、一般的には体への侵入経路のうち、呼吸によって入り込む量は、皮膚からの数十倍にもなります。
性能の良いマスクを正しく使うことが、中毒防止に極めて有効です。従って農薬散布作業には、農業用マスクの使用は欠かせません。
農薬はその剤型により、粉剤，乳剤，水和剤，ガス剤と種類があり、その性状にあったマスクを選ぶことが大切です。
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